認知症サポーター
更新:2024年7月30日
認知症サポーターとは
「認知症サポーター養成講座」を受講した方が「認知症サポーター」となります。
認知症サポーターは認知症を正しく理解して、認知症の人や家族を温かく見守る応援者です。その活動は、友人や家族にその知識を伝える、認知症になった方や家族の気持ちを理解するよう努める、隣人あるいは商店・交通機関等、地域の中でできる範囲で手助けをする、など人それぞれです。
養成講座受講者には「認知症サポーターカード」をお渡しします。サポーター養成講座受講後、ステップアップ講座を受講し、ボランティア登録をしていただく際に必要になりますので、大切に保管してください。また、認知症の方やそのご家族を支援する際に活用する場合もあります。
認知症サポーター養成講座を受講するには?
市内の団体など、多数の方が受講する場合
- 市内の団体等に所属する方や学校、民間企業の方が10人以上で受講する場合には、講師を派遣します。
- 開催予定の2か月前までに「認知症サポーター養成講座申込書」を高齢者支援課包括ケア係まで提出してください。(会場手配は主催者でお願いします)
- 後日、担当の地域包括支援センターからご連絡し、日程や内容の調整をいたします。
- 「受講の留意事項」のご確認もお願いします。
「認知症サポーター養成講座申込書」はこちらからダウンロードするか、高齢者支援課窓口へお越しください。
市内在住、在勤、在学の方で団体等に所属していない場合
- 市内在住、在勤、在学の方で団体等に所属していない方や、10人未満で受講を考えている団体の方は、福祉センターなどで行う講座を受講できます。
- 市政だよりやホームページで募集しますので、ご確認の上お申し込みください。
受講時の留意点
- 認知症サポーター養成講座は約1時間30分で、内容は認知症の介護方法を学ぶものではなく、認知症の基礎知識、認知症の方やその家族への支援のあり方など認知症について正しく理解していただくものです。全国共通のテキストやDVD教材を使用します。
- 1時間30分に満たない場合は、申し込みを受け付けられませんので、ご注意ください。また、講座を途中退席された方へは、テキストや認知症サポーターカードをお渡しできませんのでご了承ください。
- サポーター養成講座の講師やテキスト、認知症サポーターカードにかかる費用は無料です。独自の教材を作られる場合の教材費、会場使用料、会場での事故等の対応などは主催者のご負担となります。
- 開催時には、新型コロナウイルス感染防止対策として、十分な換気、手指消毒、体温測定(自宅可)をお願いいたします。また、参加者のマスク着用を推奨します。体調不良の方のご参加はお控えください。
認知症サポーター養成講座開催のタイミング
2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると予測されています。また、認知症は誰でもなりうることから、認知症への理解を深め、認知症になっても希望をもって日常生活を過ごせる「共生」(認知症の方が、尊厳と希望を持って認知症とともに生きる、また認知症があってもなくても同じ社会でともに生きるという意味)の社会を創っていくことが重要となります。
そのため、症状の有無にかかわらず、サークル仲間など身近な人同士で一緒に受講することをお勧めいたします。
お問い合わせ
福祉サービス部高齢者支援課
電話:043-420-7522(賦課給付係)/043-421-6127(介護認定係)/043-421-6128(高齢者福祉係・包括ケア係)