自主防災組織・避難所運営委員会について
更新:2023年8月22日
1 必要性
大規模な災害時には、建物の倒壊や道路の寸断、通信手段の混乱により、市役所や防災関係機関だけの力では十分な防災活動ができないことが考えられます。
そんな時に頼りになるのは、住民自身が自発的に作る防災のための組織(自主防災組織・避難所運営委員会)です。
普段から区・自治会の集まりなどを利用して、防災についてよく話し合うなどして、わがまちを災害から守るために住民同士の連帯感と防災意識を高めておくことが重要です。
2 主な活動内容
平常時
・防災知識の普及、防災意識の高揚
・避難場所、避難所までの避難経路における地域の危険個所把握
・地域内の要配慮者、避難行動要支援者の把握
・資器材の整備・保守
・避難訓練、防災訓練
・避難所運営のルールづくり
災害時
・地域の情報収集、伝達、広報
・住民の安否確認
・出火防止、初期消火
・救助物資の配分、給食、給水
・避難誘導など
・避難所の運営
3 組織づくりについて
自主防災組織・避難所運営委員会の組織づくりのためには、何らかの契機が必要であり、それをいかにつかみ、どのように育てていくかが大切です。
これを機に災害から地域住民の生命と財産を守るため、組織づくりをしましょう。
みなさんの地域に「自主防災組織・避難所運営委員会をつくろう」という機運が高まりましたら、気軽に危機管理室までご相談ください。