一般廃棄物処理施設整備基本計画を策定しました

市では、平成４年度に現クリーンセンターを稼動し、これまで機能維持を図りながら、安定的・持続的なごみ処理を継続してきました。
しかしながら、施設の老朽化やさまざまな財政負担を考慮すると、早期に次期ごみ処理施設の建設が必要となります。そのため、平成28年度より一般廃棄物処理施設整備基本計画の策定に向けた検討を進めてきました。

次期施設の焼却施設の処理方式については、市民の代表者などにより構成されたごみ処理対策委員会および同専門部会で審議を進めてまいりました。その後、委員会からの答申、市民参加条例に基づくパブリックコメントを経て、処理方式をストーカ式焼却方式に決定しました。

処理方式の検討と並行して、次期施設整備の事業方式を検討するため、PFI等導入可能性調査を進めてまいりました。調査では、本市のコスト縮減が図られ、中長期的な利点が多いDBO方式※が望ましいとの結果となったことから、次期施設整備における事業方式をDBO方式に決定しました。
※DBO方式とは、公的資金により、民間事業者が施設の設計・施工・運営を一括して行う方式。施設の所有は公共。

処理方式や事業方式の検討と並行して、次期施設の計画条件、計画処理量・計画ごみ質及び施設規模・系列数の整理、環境保全目標、配置計画、施工計画、並びに、財政・事業運営計画などの検討も進め、これらを内容とする一般廃棄物処理施設整備基本計画を策定しました。
今後も次期ごみ処理施設の整備を進めてまいりますので、市民の皆さんのより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
なお、基本計画は、以下で閲覧することができます。