令和4年度(前期)くらしのアドバイス
更新:2022年6月25日
令和4年度市政だよりに掲載した「くらしのアドバイス!」については、下記のとおりです。
- 令和4年5月1日号 契約する前に確認を!
- 令和4年7月1日号 住宅修理に関わる契約トラブル
- 令和4年9月1日号 鍵や水のトラブルに注意!
記事
令和4年5月1日号 記載
契約する前に確認を!
日常生活には、買い物や電車に乗る、映画を見るなどさまざまな契約があります。契約は申し込みに対して相手が承諾することで成立し、口約束でも成立します。また、法的な拘束力があるため、一方的にやめることはできません。契約の前に内容をよく理解しておくことが重要になります。
事前に契約書や利用規約などをよく読み、本当に必要なのかもう一度考えましょう。業者から説明を受けた場合、それが契約書などに書かれているか確認しておくことも大切です。中途解約できるか、その場合の精算方法、違約金などの条件についても確認する必要があります。特に高額な契約、長期間にわたる契約については慎重に判断しましょう。
消費生活センターでは契約前の注意点やよくあるトラブル例などもお知らせしています。お早めに消費生活センターにご相談ください。
令和4年7月1日号 記載
住宅修理に関わる契約トラブル
「火災保険を使って自己負担なく住宅修理ができる」「近所で工事をしているが、おたくの屋根のめくれが見えたので点検する」「排水管の高圧洗浄が今なら3,000円」などの勧誘文句で訪問や電話勧誘を行い、高額な住宅修理の契約につながってしまうトラブルが増えています。
自然災害による住宅修理について、実際に保険金がいくら支払われるのかもわかりませんし、そもそも保険申請は自身が加入する保険会社に無料で申請できるにもかかわらず、申請代行料やアドバイス手数料と称し高額な契約をさせるケースもあります。
また、「排水管の洗浄を怠るとあふれて基礎が傾く」「今のうちに屋根の修理をしないと台風ではがれる」など、冷静に判断させない勧誘トークをうのみにせず、その場での契約は避け複数の見積もりをとる、家族や周りに相談するなど、工事の必要性を確認することが重要です。
令和4年9月1日号 記載
鍵や水のトラブルに注意!
緊急を要する工事についてトラブルが多く発生しています
緊急を要する工事なので慌ててしまいがちですが、広告の料金表示をうのみにせず、見積もりだけの場合やキャンセルした場合の料金、出張費の有無などを依頼時に確認しましょう。現場で初めて作業内容や料金が提案されます。事業者が作業に取りかかる前に作業内容と料金を確認し、当初の想定とかけ離れた作業料金であれば、無理にその場で判断せず作業を断りましょう。
請求額に納得できない場合は、作業後であってもその場で料金を支払わず、なるべく早く消費生活センターにご相談ください。