四街道小学校区の交通安全対策について
更新:2024年4月2日
四街道小学校の通学路においては、交通量が多く、また、走行速度が速いことに加え、道幅が狭いため歩行スペースが確保できず近隣の児童・生徒が危険であるとの指摘が、警察・PTA・地元自治会・学校関係者等が合同で実施する通学路点検の際にありました。
特に、四街道大日桜ヶ丘線においてはこの傾向が顕著であったため、国土交通省と連携し、交通ビッグデータによる交通状況の分析を行ったところ、当該路線は通学路であるにもかかわらず、大通りと大通りの間を通り抜けるために、スピードを出して通行する車両が多い、いわゆる「抜け道」として使われている現状が判明しました。
このことから、分析結果に基づき、児童・生徒の安全のため、歩行スペースの視認性の向上、交通量抑制、走行速度抑制を目的とした対策を下記のとおり実施しています。
対策内容
外側線の設置
外側線を設置することにより、車線と路側帯の境目を明確にしつつ、歩行スペースを確保しています。
路側帯のカラー舗装(緑色)
路側帯を緑色にカラー化することで、ドライバーに視覚的に歩行空間を認識させ、注意喚起をすることにより安全な歩行空間を確保しています。
交差点のカラー舗装(赤色)
交差点を赤色にカラー化することで、ドライバーに交差点の存在を認識させ、車両や歩行者の飛び出しを注意喚起することにより、安全な通行空間を確保しています。
車線分離標(オレンジ色のラバーポール)の設置
路側帯へ車線分離標を設置することにより、ドライバーへ歩行スペースの存在を強く意識させつつ、車両が路側帯へはみ出すことを抑制しています。また、心理的に狭く感じられますが、走行速度を落としたうえで、注意しつつ走行すれば車両同士のすれ違いも行うことができます。
狭さくの設置
車両が走行する幅員について、オレンジポールを設置することにより部分的に3.0メートルに狭めます。これにより、物理的に車両を通行しにくくし、お互いに譲り合わなければ通行できない形とすることで、交通量の抑制・走行速度の抑制を図ります。
ハンプの設置
車両が走行する路面の一部分を、緩やかな丘陵の形とすることで、スピードを出している車両が通過した際に不快感を与え、走行速度の抑制を図ります。
シケインの設置
道路の側部に、障害物となるオレンジポールを交互に設置することにより、物理的に車両を通行しにくくし、走行速度の抑制を図ります。
位置図・写真
対策内容及び箇所については、下記の資料によりご確認ください。
四街道小学校区の交通安全対策内容・位置(PDF:419KB)
道路利用者の皆様へのお願い
交通安全対策を実施することにより、児童・生徒をはじめとした歩行者の安全性は向上すると考えていますが、道路を車両で利用する皆様にとっては利用しにくくなることが見込まれます。ご迷惑をおかけしますが、児童・生徒の安全確保のため、ご理解・ご協力をお願いします。
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