消火器の訪問販売や点検にご注意
更新:2011年3月31日
全国的に、悪質な消火器の訪問販売や点検による被害が連続しております。
彼らのターゲットは、一般家庭のほか、あらゆる事業所・工場・作業所・事務所・スーパー・小売店・学校・病院など、消火器を設置している所を訪れ、高齢者、受付及び、アルバイトなど、消火器の点検に詳しくない者を狙っています。
イラスト 悪質な消火器の訪問点検をする 業者
主な手口
契約業者になりすます
「消火器販売、点検の業者です。明日消火器の点検に伺います。」などの電話がかかってきます。
注意 予告なしでいきなり訪問する場合もあります。
契約書であることを隠す
「サインを貰わなければ、立ち入れないので・・・」や 「消火器を預かりましたので、ここに確認のサインをください」などと言い、契約書を隠してサインを求めます。
サインをした覚えのない契約書に書かれた内容
契約書には、「本契約は、特定商取引法の適用外になるので、クーリングオフには応じられない」など、契約を破棄できないような内容が書かれており、高額な請求がされております。
支払いを強要
サインの入った契約書を持ち出し、至急、支払いするよう求めてきます。
また、詰め替えると称して、持ち帰った消火器や代替に置いていった消火器について、支払いが1日遅れるごとに、延滞金が掛かるなどといった手口も見受けられます。
トラブル防止のポイント
- 点検を承諾する前に、必ず契約業者であるか確認してください。
- 電話を受ける機会の多い部署には、契約業者名、担当者名及び、直近の点検日を明確にする。
- 契約業者でない場合は、はっきりと点検を断りましょう。
- 消火器の点検業者が来た場合、身分証明書等の提示を求め、契約業者であるか確認しましょう。
- みだりにサインをしない。
- 契約書であることを隠して、サインを求められたら、その書類が何であるか確認しましょう。
- もし、気づかずにサインをしてしまっても、慌てて請求金額を支払ったり、値引き交渉を行わないよう、冷静に対応しましょう。
疑問・質問がありましたら、下記までご相談ください。
設置や点検に関することは、最寄の消防署へ
契約や金額等については、最寄の消費生活センターへ