平成30年度決算
更新:2019年11月1日
四街道市の平成30年度決算がまとまりましたので、一般会計を中心にお知らせします。
脚注:各項目数値は単位未満の端数を四捨五入で処理しているため、合計と内訳の数値が一致しない場合があります。
平成30年度決算の概要
- 平成30年度一般会計決算は、歳入が271億9,544万1千円(前年度比3.3%増)、歳出が261億6,786万6千円(同3.0%増)となりました。
- 歳入歳出差引額は10億2,757万6千円で、翌年度へ繰り越すべき財源9,130万9千円を差し引いた実質収支額は、9億3,626万7千円の黒字となりました。
- 特別会計については、4会計合わせて、歳入は162億9,856万7千円(同9.2%減)、歳出は158億8,946万8千円(同8.5%減)となりました。
区分 | 歳入総額 | 歳出総額 | 歳入歳出 差引額 |
翌年度へ 繰り越す べき財源 |
実質収支額 |
---|---|---|---|---|---|
一般会計 | 271億9,544万1千円 | 261億6,786万6千円 | 10億2,757万6千円 | 9,130万9千円 | 9億3,626万7千円 |
歳入の状況
- 平成30年度の一般会計歳入決算額は、前年度と比較して8億7,391万7千円(3.3%)増加し、271億9,544万1千円となりました。
- 増加の主な要因は、個人市民税の増による市税の増、地方消費税交付金をはじめとした各種交付金等の増及び市有地売り払いによる財産収入の増などです。
区分 | 予算現額 A |
収入済額 B |
差引額 (B-A) |
比率 (B/A) |
決算 構成比 |
---|---|---|---|---|---|
市税 | 110億5,310万円 | 113億4,476万1千円 | 2億9,166万1千円 | 102.6% | 41.7% |
・うち市民税 | 59億7,970万円 | 61億2,837万4千円 | 1億4,867万4千円 | 102.5% | 22.5% |
・うち固定資産税 | 38億6,139万9千円 | 39億4,173万円 | 8,033万1千円 | 102.1% | 14.5% |
地方譲与税 | 1億9,100万円 | 2億402万5千円 | 1,302万5千円 | 106.8% | 0.8% |
利子割交付金 | 2,000万円 | 1,869万5千円 | △130万5千円 | 93.5% | 0.1% |
配当割交付金 | 7,000万円 | 6,134万7千円 | △865万3千円 | 87.6% | 0.2% |
株式等譲渡所得割 交付金 |
7,700万円 | 5,648万円 | △2,052万円 | 73.4% | 0.2% |
地方消費税交付金 | 14億9,300万円 | 14億8,314万4千円 | △985万6千円 | 99.3% | 5.5% |
・うち一般財源分 | 8億2,800万円 | 8億2,215万2千円 | △584万8千円 | 99.3% | 3.0% |
・うち社会保障財源分 | 6億6,500万円 | 6億6,099万2千円 | △400万8千円 | 99.4% | 2.4% |
ゴルフ場利用税 交付金 |
980万円 | 823万1千円 | △156万9千円 | 84.0% | 0.0% |
自動車取得税交付金 | 7,600万円 | 7,374万1千円 | △225万9千円 | 97.0% | 0.3% |
地方特例交付金 | 1億677万2千円 | 1億677万2千円 | 0円 | 100.0% | 0.4% |
地方交付税 | 24億3,770万4千円 | 25億1,311万円 | 7,540万6千円 | 103.1% | 9.2% |
・うち普通交付税 | 22億3,770万4千円 | 22億4,946万5千円 | 1,176万1千円 | 100.5% | 8.3% |
・うち特別交付税 | 2億円 | 2億6,364万5千円 | 6,364万5千円 | 131.8% | 1.0% |
交通安全対策特別 交付金 |
1,000万円 | 1,022万8千円 | 22万8千円 | 102.3% | 0.0% |
分担金及び負担金 | 5億1,687万5千円 | 5億1,714万6千円 | 27万1千円 | 100.1% | 1.9% |
使用料及び手数料 | 4億4,509万6千円 | 4億6,476万9千円 | 1,967万3千円 | 104.4% | 1.7% |
国庫支出金 | 41億6,518万2千円 | 41億1,949万9千円 | △4,568万3千円 | 98.9% | 15.1% |
県支出金 | 18億4,795万8千円 | 18億675万2千円 | △4,120万6千円 | 97.8% | 6.6% |
財産収入 | 2億1,858万6千円 | 2億1,925万8千円 | 67万2千円 | 100.3% | 0.8% |
寄附金 | 738万5千円 | 762万8千円 | 24万3千円 | 103.3% | 0.0% |
繰入金 | 6億3,894万6千円 | 6億3,251万3千円 | △643万3千円 | 99.0% | 2.3% |
繰越金 | 9億2,576万4千円 | 9億2,576万5千円 | 1千円 | 100.0% | 3.4% |
諸収入 | 6億3,495万4千円 | 6億5,957万8千円 | 2,462万4千円 | 103.9% | 2.4% |
市債 | 21億1,320万円 | 19億6,200万円 | △1億5,120万円 | 92.8% | 7.2% |
合計 | 270億5,832万2千円 | 271億9,544万1千円 | 1億3,711万9千円 | 100.5% | 100.0% |
消費税引き上げ分に係る地方消費税交付金の使途について
消費税引き上げに伴う、平成30年度決算における地方消費税交付金の増収分については、全額社会保障施策に要する経費に充当しています。
- (歳入)平成30年度地方消費税交付金決算額:14億8,314万4千円(うち社会保障財源分:6億6,099万2千円)
- (歳出)社会保障4経費その他社会保障施策に要する経費:111億7,652万円
地方消費税交付金(社会保障財源化分)の使途について(PDF:74KB)
都市計画税の使途について
平成30年度決算における都市計画税については、都市計画法に基づいて行う都市計画事業や土地区画整理法に基づいて行う土地区画整理事業に要する経費に充当しました。
- (歳入)平成30年度都市計画税決算額:6億894万3千円
- (歳出)都市計画事業費等に要する経費:14億5,718万2千円
一般財源総額の状況
- 平成30年度の一般財源総額は、171億3,243万4千円となり前年度と比べて2億4,551万3千円(1.5%)増加しました。
一般財源総額の推移の表
一般財源とは、財源の使途が特定されず、どのような経費にも使用することができる財源です。
市税、地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、自動車取得税交付金、地方特例交付金、交通安全対策特別交付金、地方交付税があります。
歳出の状況
- 平成30年度の一般会計歳出決算額は、前年度と比較して、7億7,210万6千円(3.0%)増加し、261億6,786万6千円となりました。
- 増加の主な要因は、保育所運営委託事業や千代田中学校大規模改造事業等の増などによるものです。
区分 | 予算現額 A |
支出済額 B |
差引額 (A-B) |
比率 (B/A) |
決算 構成比 |
---|---|---|---|---|---|
議会費 | 2億8,741万9千円 | 2億8,091万2千円 | 650万7千円 | 97.7% | 1.1% |
総務費 | 35億4,410万3千円 | 34億5,703万2千円 | 8,707万1千円 | 97.5% | 13.2% |
民生費 | 117億6,397万9千円 | 114億9,753万1千円 | 2億6,644万8千円 | 97.7% | 43.9% |
衛生費 | 24億458万1千円 | 23億1,040万8千円 | 9,417万4千円 | 96.1% | 8.8% |
農林水産業費 | 1億3,453万1千円 | 1億2,579万4千円 | 873万7千円 | 93.5% | 0.5% |
商工費 | 1億1,760万3千円 | 1億1,406万5千円 | 353万8千円 | 97.0% | 0.4% |
土木費 | 24億6,127万6千円 | 21億5,859万7千円 | 3億267万9千円 | 87.7% | 8.2% |
消防費 | 11億4,930万4千円 | 11億3,667万6千円 | 1,262万7千円 | 98.9% | 4.3% |
教育費 | 28億3,703万3千円 | 27億5,905万2千円 | 7,798万1千円 | 97.3% | 10.5% |
災害復旧費 | 200万円 | 0円 | 200万円 | 0.0% | 0.0% |
公債費 | 23億2,878万6千円 | 23億2,779万9千円 | 98万7千円 | 100.0% | 8.9% |
予備費 | 2,770万8千円 | 0円 | 2,770万8千円 | 0.0% | 0.0% |
合計 | 270億5,832万2千円 | 261億6,786万6千円 | 8億9,045万6千円 | 96.7% | 100.0% |
平成30年度の主な事業
だれもが健康でいきいき暮らせるまち | |
---|---|
|
17億8,287万4千円 |
|
4億309万1千円 |
|
15億3,695万5千円 |
|
2億3,008万1千円 |
安全・安心を実現するまち |
|
|
2,351万9千円 |
|
3,854万7千円 |
|
1,117万1千円 |
豊かな心を育み学ぶ喜びを実感できるまち |
|
|
1億671万円9千円 |
|
1億9,882万3万円 |
|
1億8,718万9千円 |
|
7億4,421万2千円 |
みどりと都市が調和したうるおいのあるまち | |
|
501万8千円 |
|
6億1,183万3千円 |
|
5,553万7千円 |
|
240万8千円 |
にぎわいと活力にあふれるまち | |
|
267万1千円 |
|
398万5千円 |
|
5,554万5千円 |
|
6億4,729万4千円 |
ともに創る将来に向けて持続可能なまち | |
|
3,764万2千円 |
|
1,106万6千円 |
|
629万7千円 |
|
4,129万2千円 |
経常収支比率
- 平成30年度の経常収支比率は、前年度と比較して、1.0%改善し、96.4%となりました。
- 改善の主な要因は、人口の増等により、市税が増となったことや、景気の回復により、各種交付金が増となったことなどによるものです。
平成28年度 | 平成29年度 | 平成30年度(速報値) | |
---|---|---|---|
経常収支比率 | 99.7% | 97.4% | 96.4% |
県平均 | 90.9% | 91.0% | 92.1% |
県内順位 | 54位 | 53位 | 50位 |
- 経常収支比率=(経常経費充当一般財源等)÷(経常一般財源等+減収補てん債特例分+臨時財政対策債)×100
- 義務的経費(人件費・扶助費・公債費の計)などの経常的な経費に対して、地方税・地方交付税等の経常的な一般財源収入がどの程度充当されているかを表す指標です。
平成28年度 | 平成29年度 | 平成30年度 | 前年度比較 | |
---|---|---|---|---|
区分 | 決算額 | 決算額 | 決算額 | 増減額 |
市税 | 104億486万6千円 | 106億2,800万9千円 | 107億3,581万8千円 | 1億780万9千円 |
地方譲与税 | 2億176万円 | 2億230万7千円 | 2億402万5千円 | 171万8千円 |
利子割交付金 | 1,218万円 | 1,904万7千円 | 1,869万5千円 | △35万2千円 |
配当割交付金 | 5,341万1千円 | 7,323万1千円 | 6,134万7千円 | △1,188万4千円 |
株式等譲渡所得割交付金 | 3,942万1千円 | 8,560万8千円 | 5,648万円 | △2,912万8千円 |
地方消費税交付金 | 12億6,981万9千円 | 13億5,175万3千円 | 14億8,314万4千円 | 1億3,139万1千円 |
ゴルフ場利用税交付金 | 1,042万3千円 | 972万4千円 | 823万1千円 | △149万3千円 |
自動車取得税交付金 | 5,403万4千円 | 8,076万9千円 | 7,374万1千円 | △702万8千円 |
地方特例交付金 | 8,082万3千円 | 8,952万3千円 | 1億677万2千円 | 1,724万9千円 |
普通交付税 | 21億4,379万6千円 | 22億2,930万3千円 | 22億4,946万5千円 | 2,016万2千円 |
交通安全対策特別交付金 | 1,045万7千円 | 1,028万円 | 1,022万8千円 | △5万2千円 |
使用料・手数料 | 1億2,458万5千円 | 1億2,542万1千円 | 1億353万2千円 | △2,188万9千円 |
諸収入 | 449万3千円 | 721万4千円 | 658万8千円 | △62万6千円 |
臨時財政対策債 | 10億4,400万円 | 12億1,250万円 | 12億5,190万円 | 3,940万円 |
合計 | 154億5,406万8千円 | 161億2,468万9千円 | 163億6,996万6千円 | 2億4,527万7千円 |
平成28年度 | 平成29年度 | 平成30年度 | 前年度比較 | |
---|---|---|---|---|
区分 | 決算額 | 決算額 | 決算額 | 増減額 |
人件費 | 46億5,407万1千円 | 46億2,170万円 | 45億9,525万4千円 | △2,644万6千円 |
物件費 | 32億4,101万1千円 | 32億4,111万8千円 | 32億3,914万6千円 | △197万2千円 |
維持補修費 | 4億4,423万3千円 | 4億3,481万5千円 | 4億5,603万3千円 | 2,121万8千円 |
扶助費 | 21億1,451万4千円 | 22億5,824万2千円 | 23億687万3千円 | 4,863万1千円 |
補助費等 | 7億2,214万3千円 | 8億8,505万3千円 | 8億9,837万5千円 | 1,332万2千円 |
公債費 | 22億5,004万4千円 | 23億2,078万7千円 | 23億3,233万1千円 | 1,154万4千円 |
投資及び出資金・貸付金 | - | 9,801万2千円 | 6,933万6千円 | △2,867万6千円 |
繰出金 | 19億7,780万5千円 | 18億4,383万1千円 | 18億8,181万6千円 | 3,798万5千円 |
合計 | 154億382万1千円 | 157億355万8千円 | 157億7,916万4千円 | 7,560万6千円 |
経常収支比率の推移の表
市債の状況
市債とは、一時的なものを除いた借入金のことで、5年から30年くらいの期間で返済します。
- 市債の残高は、212億2,831万3千円となり、前年度と比べて2億4,620万4千円減少しました。
- 主な要因は、土木債の起債額の抑制によるものです。
市債残高 | 212億2,831万3千円 |
---|---|
主な市債 | |
土木債 | 33億2,362万6千円 |
教育債 | 18億2,797万5千円 |
減税補てん債 | 3億6,537万7千円 |
臨時財政対策債 | 143億8,706万1千円 |
一般会計市債残高の推移の表
基金の状況
基金とは、財源不足を補うためや特定の事業に充てるために積み立てられた、いわば市の「貯金」にあたるものです。
- 基金の総額は84億6,950万2千円となり、前年度と比べて3,189万6千円減少しました。
- 減少の主な要因は、財政調整基金や庁舎建設基金の取り崩しです。
基金残高 | 84億6,950万2千円 |
---|---|
主な基金 | |
財政調整基金 | 31億7,075万2千円 |
住みよい豊かなまちづくり推進基金 | 23億3,410万4千円 |
庁舎建設基金 | 9億6,116万3千円 |
廃棄物処理施設建設基金 | 8億670万6千円 |
市債管理基金 | 5億8,108万円 |
一般会計基金残高の推移の表
特別会計等の状況
特別会計決算額は、4会計の合計で、歳入が162億9,856万7千円(対前年度比9.2%減)、歳出が158億8,946万8千円(同8.5%減)となり、実質収支額は4億909万9千円となりました。
会計名 | 歳入総額 | 歳出総額 | 差引 |
---|---|---|---|
国民健康保険 | 91億6,211万5千円 | 90億8,177万円 | 8,034万4千円 |
霊園事業 | 4,242万円 | 3,673万1千円 | 568万9千円 |
介護保険 | 58億529万円 | 55億1,610万円 | 2億8,919万円 |
後期高齢者医療 | 12億8,874万2千円 | 12億5,486万6千円 | 3,387万6千円 |
区分 |
水道事業 | 下水道事業 | ||
---|---|---|---|---|
予算額 | 決算額 | 予算額 | 決算額 | |
収益的収入 | 18億8,140万5千円 |
18億8,073万円 |
19億4,735万4千円 |
19億2,936万9千円 |
収益的支出 | 15億9,785万5千円 |
15億2,580万5千円 |
19億3,405万1千円 |
19億1,958万7千円 |
資本的収入 | 620万2千円 |
263万円 |
2億8,350万9千円 |
1億9,953万円 |
資本的支出 | 14億1,532万5千円 |
10億7,873万3千円 |
6億7,445万8千円 |
5億8,130万1千円 |
(脚注)水道事業、下水道事業は、公営企業として独立採算で運営されています。
(脚注)資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、過年度分損益勘定留保資金ほかで補てん
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平成30年度四街道市歳入歳出決算書(PDF:4,979KB)
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