平成22年度6月補正予算

平成22年度の当初予算については、2月に市長選挙が実施されたことから、一般会計を義務的経費や継続的経費を中心とした骨格予算として編成し、原案どおり成立しました。市では、厳しい財政状況を勘案しながら継続性や緊急性・優先度を精査したうえ、市民生活に密着した事業を優先して実施するための経費を盛り込んだ6月補正予算を編成しました。

歳入予算では、繰入金が2億8,285万円、市債が2憶7,350万円、国庫・県支出金が9,662万円増額となりました。

歳出予算では、土木費が6憶3248万円、総務費が7,711万円、消防費が5,344万円、衛生費が5,030万円増加しました。おもな増額の内容は、土木費では、3．3．1号山梨臼井線をはじめとする道路整備や道路の維持管理、鹿渡南部特定土地区画整理事業など、総務費では、庁舎などの公有財産やガス灯の維持管理、災害対策など、消防費では、消防車両・施設の整備など、衛生費では、クリーンセンターの管理運営や感染症などの予防接種事業などとなっています。

一般会計予算の総額は216億円となり、前年度当初予算に比べ3億3,000万円、1.5％減少しています。

市の財政状況は、引き続き構造的に厳しい環境の下で推移しており、6月補正予算編成においても2憶6,000万円あまりを、「財政調整基金」から繰り入れることにより必要な財源を確保しています。

このような財政状況のなか、持続可能な財政基盤を確立し、今後とも財源の確保に努めるとともに、限られた財源を最大限効果的に執行するよう努め、多様な行政需要に的確に対応した財政運営に取り組みます。