犬を飼う場合の心構えについて
更新:2024年4月17日
犬の飼い方に関する苦情や相談が市役所に多く寄せられています。内容としては、鳴き声がうるさい、犬のふん尿がそのまま放置されている、などです。犬を飼うときは、しっかりと「しつけ」を行うなどマナーを守り、人と犬とが共生できる社会を目指しましょう。なお、法律や条例により禁止されていることもありますので、十分にご注意ください。
飼い主の責務
必ず犬の登録をしましょう
飼い犬は、狂犬病予防法に基づき登録することが義務付けられています。市町村へ飼い犬を登録すると、首輪に着ける鑑札が交付されますので、この鑑札を必ず首輪につけておきましょう。また、マイクロチップを装着・登録し、飼い犬が迷子になった際の対策をしておきましょう。
最後まで責任をもって飼う
動物は責任をもって最後まで飼いましょう。やむを得ず飼えなくなってしまったという場合には、新しい飼い主を探してください。
「しつけ」の注意点
犬をしつけるときの注意点はいくつもありますが、その中から何点かご紹介します。
「リーダー」は自分だという意識をもちましょう
犬は、集団の中で上位の立場にある者に服従するという本能を持っています。犬を自由にさせ過ぎると、犬が家庭の中で上位になってしまい、飼い主の言うことを聞かなくなり、ワガママ犬になってしまう場合があります。そうならないためにも、犬に対してしっかりとしつけを行い、「リーダー」は飼い主のほうであると犬に認識させるようにしましょう。
興奮状態の犬に注意する
犬が興奮しているときは、「しつけ」に集中することもできません。落ち着かせて集中できる状態になってからしつけをしましょう。興奮状態の犬を落ち着かせるには、抑え込むのではなくリードを自分の側へたぐり寄せて、落ち着くまで待つほうが効果的です。
鳴き声に反応しない
犬の鳴き声には様々な意味がありますが、鳴いているときに飼い主が反応すると、犬は「鳴けば飼い主が要求を満たしてくれる」・「鳴けば飼い主は自分の指示に従う」というような学習をしてしまいます。無駄吠えをしないようにするために、大人しくしているときに撫でてあげたり、褒めてあげたりしてください。鳴き声などで近隣に迷惑をかけないようにしましょう。
散歩をするときは
犬の散歩に出かけることも多いと思いますが、そのときには以下のようなことに注意しましょう。
トイレは自宅でするようにしましょう
散歩中のふん尿を出来るだけ少なくするために、トイレを自宅ですませる習慣をつけましょう。散歩中にどうしてもふん尿をする予兆が現れた場合は、他人の敷地内にさせることはしないでください。
散歩中のふん尿には必ず処置をしましょう
散歩中に放尿をしたときは、その場所に十分な量の水をかけ、においの抑制に努めましょう。また、ふんをしたときには、持参のふん袋でふんを回収するようにしてください。「ふんの放置」は、条例により禁止されています。
「放し飼い」はしないでください
散歩の際は、公園などで放し飼いの状態にせず、必ずリードを装着してください。犬の放し飼いは、条例で禁止されています。
参考情報
四街道市での飼い犬の登録等についてはこちらをご覧ください。
YouTube動画「放置される犬のふんに”チョークで”警告【イエローチョーク作戦】」
市では犬のフン害対策として「イエローチョーク作戦」を実施しています。詳しくは、上記市ホームページ又は公式YouTubeチャンネルの動画をご覧ください。