住宅用火災警報器の設置と購入について
更新:2019年3月7日
住宅用火災警報器はどんなもの?
住宅用火災警報器には、煙を感知するものと、熱を感知するものがあります。煙を感知するタイプは、出火する前の煙を感知するので、早く火災に気づきます。熱を感知するものは、台所のように、大きな炎がでる場所に適しています。
どこに設置すればいいの?
- 寝室と、寝室が2階などの場合は、階段にも設置義務とされています。(寝室が1階だけの場合は、階段や廊下への設置義務はありません。)
取り付け位置は原則として天井に設置(条件を満たせば壁でも可能)、階段も同様に取り付けます。
- 寝室に使用していない階で、その階に居室が5室以上あれば、その廊下の天井又は壁にも設置が必要です。
- 寝室として使用する部屋、避難経路となる廊下や階段に設置し、必要に応じて他の部屋にも設置すると安心です。
住宅用火災警報器には、国の定める技術上の規格があり、その規格に適合する製品には合格の表示がされています。
平成26年4月1日以降から、下記の適合表示が付された製品が検定制度による適合品として販売、設置されています。
なお、既にNSマークが表示されている住宅用火災警報器については、検定品と同等の性能を有するとして平成31年3月31日までその販売が認められています。
イラスト 住宅用火災警報器設置図
イラスト 住宅用火災警報器設置図
イラスト 検定合格証票
どこで買えばいいの?
防災業者(消防用設備等取扱店)や大型物販店舗、ホームセンターなどで取扱っているほか、インターネットによる購入もできます。