下水道工事の流れ
更新:2011年3月31日
下水道管を埋設するためには、さまざまな準備と工事が必要となります。
その流れについて、説明します。
下水道の設計
下水道管をどこの場所に入れるか、どの工法で行うか等の検討をします。
設計を行うための基本資料とするため、道路の試掘やボーリング調査および他の地下埋設物調査を行います。
関係機関との協議
道路管理者、交通管理者、他の地下埋設管管理者等との協議を行います。
他の埋設管の移設
関係機関との協議や、支障となるガスや水道管の移設工事や仮配管工事を行います。
工事の発注
関係機関との協議や、支障となるガスや水道管の移設が終わると工事を発注します。
工事説明会
工事対象となる土地をお持ちの方や、建物にお住まいの方等に集まっていただき、工事の概要、工事期間、宅内排水設備、受益者負担金、下水道使用料等について説明を行います。
(備考 工事説明会を行わず各家に伺う場合もあります。)
工事着手
すべての準備が整ったら、いよいよ工事の開始です。
汚水ます設置の届け
事前に配布した「公共汚水ます設置届け」を市職員や工事請負業者が各家に回収に伺います。公共汚水ますの設置位置により、供用開始後の宅内排水設備工事を行う際に、配管の延長や接続ますの数などが変わってきますので、慎重に決めてください。
ご不明な点があれば、下水道本管工事中に設置位置をご相談ください。
工事の完了
工事が完了すると検査や供用開始に係る手続き等を行います。
(備考 道路の舗装は仮の状態となっています。これは掘削した部分の土を落ち着かせる必要や、移設したガスや水道管を元に戻す工事を行う場合があるからです。ある程度期間を経過させたのち、再び舗装をはがして新しい舗装にします。)