給水装置は皆さんの財産です
更新:2023年9月27日
給水装置とは
道路には、配水管と呼ばれる皆さんのご家庭に水を配るための水道管が埋設されています。この管からご家庭に引き込まれた水道管が給水管です。この給水管とこれに取り付けられている止水栓、水道メーター、蛇口などの器具をまとめて「給水装置」といいます。
マンションやアパートなど、3階建て以上の建物には、受水槽が設置されています。その場合は、この受水槽の入口までが「給水装置」です。
給水装置の管理区分
給水装置は、皆さんの財産です。また、水道メーターの入っているメーターボックスについても皆さんの財産です。ただし、市から貸与している水道メーターについては、市の財産です。
給水装置の新設、改造、撤去、修理工事にかかる費用は、財産の所有者である皆さんに負担していただくことになりますので、日ごろから大切にお取り扱いください。また、給水装置の工事は、市の指定給水装置工事事業者のみが、行うことができます。
給水装置の工事を行う場合は必ず指定給水装置工事事業者に依頼をしてください。
朝一番の水の使用について
ご家庭の給水管に鉛管を使用している場合に水道水が管の中で長時間滞留すると、ごく微量の鉛が溶け出すおそれがあります。通常の使われ方では問題ありませんが、旅行等でしばらく使用しなかった時や朝一番の水は、念のためバケツ一杯分程度を植木の水まきや洗濯など、飲用以外に使用することをおすすめします。
また、水道水の消毒用に入っている塩素は時間の経過とともに少なくなり消毒効果が無くなっていきます。長い期間使用しなかった場合も、同様に水を流してください。