今日からできる食事でのセルフケア
更新:2022年6月1日
毎日様々なストレスにさらされている現在。休養がとれなかったりストレス解消できなかったりすることで疲れがたまり、体の不調を引き起こすことがあります。バランスの良い食事を心がけるとともに、ストレス対策に効果のある栄養素をとることは早い疲労回復につながります。今回は食事でのセルフケアをご紹介します。
疲労回復を早めるビタミンB1
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるサポートをする栄養素で、不足すると疲れやすくなったりイライラしやすくなったりします。
ビタミンB1が多く入っている食品は、豚肉、穀類(特に玄米、全粒粉パンなど精製されていない穀類が使われているもの)、大豆製品などです。
免疫力を高めるたんぱく質
たんぱく質は自律神経の働きを整え、免疫力を高める栄養素です。ストレス状態が続き、免疫力が下がりそうなときは、意識してとりたい栄養素です。
たんぱく質が多く入っている食品は肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などです。
肉ばかりに偏らないよう、いろいろな食材から毎食1品はとりましょう。
ストレスへの抵抗力を高めるビタミンC
ビタミンCはストレスで消費しやすい栄養素です。
ビタミンCが多く入っている食品は、野菜、くだもの、じゃがいもなどです。
野菜は毎食、生の状態で両手に乗るくらいの量が必要です。サラダ、あえ物、煮物、汁物などを毎食2品くらいとりましょう。
くだものは、1日のうちのどこかで、握りこぶし1個分くらいの量をとりましょう。
そのほかにも、神経の興奮を抑えるはたらきがあるカルシウムや、目の疲労回復に役立つビタミンAなど、ストレス緩和や疲労回復に役立つ栄養素があります。1日3食、主食、主菜、副菜をそろえた食事を心がけることで、様々な栄養素をとることができます。
最後に、楽しくおいしい食事は、ストレス解消に効果的です。食事は心と体の栄養補給になります。