ホテル・旅館等に係る表示制度について
更新:2019年7月1日
表示制度とは
平成24年5月に広島県福山市で発生したホテル火災を受け、ホテル・旅館等の火災被害拡大防止対策として、平成26年4月1日からホテル・旅館等に係る表示制度が始まりました。
この制度は、ホテル・旅館等の関係者からの申請に対して消防機関が審査を行い、消防法令等の防火基準に適合している建物に「表示マーク」を交付する制度で、その情報を利用者に提供することを目的としています。
対象となる建物は
3階建て以上で、収容人員が30名以上のホテル・旅館等(複合用途の建物内にホテル・旅館等がある場合を含みます。)が対象です。
脚注:対象とならないホテル・旅館等については、表示制度対象外施設の申請により、消防機関の審査後「表示制度対象外施設通知書」が交付され、防火基準に適合していることを証明することができます。
表示マークの種類
表示マークには金・銀の2種類があります。
基準に適合した場合、最初は「表示マーク(銀)」(有効期間1年間)が交付され、3年間継続して基準に適合していると認められた場合には「表示マーク(金)」(有効期間3年間)が交付されます。
表示マーク(銀)
表示マーク(金)
交付申請方法
表示マークの交付(更新)を希望する場合、ホテル・旅館等の関係者は「表示マーク交付(更新)申請書」に、以下の書類のうち必要なものを添えて消防本部予防課に申請してください。
(1)防火対象物(防災管理)点検結果報告書
(2)防火対象物(防災管理)点検報告特例認定通知書
(3)消防用設備等(特殊消防用設備等)点検結果報告書
(4)製造所等定期点検記録表
(5)特殊建築物等定期調査報告書
(6)その他消防本部が必要と認める書類