福島県郡山市で発生した爆発事故を踏まえた飲食店の防火対策について
更新:2020年8月18日
厨房における事故を防止するために
令和2年7月30日に福島県郡山市で発生した飲食店の爆発事故では、これまでのところ、多数の死傷者の被害が発生しています。
現時点での出火原因は、屋内ガス配管の腐食箇所から液化石油ガス(LPガス)が漏洩し、何らかの火源に引火、爆発した可能性が考えられるとされています。
このような状況を踏まえ、類似事故の発生を防止するため、日頃のお手入れを心がけて、厨房等のガス機器をキレイに保つことが大切です。
しかし、大切に使っていても経年劣化は避けられません。異常を感じたら放置せず、メーカーなどにメンテナンス依頼をするなどして、未然に事故を防ぎましょう。
留意事項
ガスの臭いを感じたら
直ちにLPガス販売事業者、都市ガスの小売事業者等が指定している緊急連絡先へ連絡してください。
・使用中の火気は全部消してください。
・火気は絶対に使用しないでください。
・着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。
・窓や戸を大きく開けてください。
・ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
・ガス漏れの発生を素早く認知するには、ガス警報器の設置が効果的です。
なお、ガス警報器は、常に電源コンセントに接続しておいてください。
休業等でガスを長期間使用しない場合や事業を再開する場合には
LPガス販売事業者、都市ガスの小売事業者等に連絡してください。また、リフォーム等工事を行う際にも、LPガス販売事業者等に連絡をしてください。