設置していますか?感震ブレーカー
更新:2022年3月17日
地震による火災の過半数は電気が原因
東日本大震災における本震による原因が特定された108件の火災のうち過半数が電気関係の出火でした。
地震が引き起こす電気火災とは
地震が引き起こす電気火災とは、地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧した時に発生する火災のことです。
感震ブレーカーが効果的です
感震ブレーカーとは?
感震ブレーカーは、地震の揺れを感知して自動的に電気の供給を遮断し、電気火災を予防する装置です。
感震ブレーカーの種類
感震ブレーカーには次のような種類のものがあります。
分電盤タイプ(内蔵型)
センサーが分電盤に内蔵されたもの
分電盤タイプ(後付型)
分電盤に感震機能を後付するもの
コンセントタイプ
コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知するもの
簡易タイプ
おもりの落下等によりブレーカーを落とすもの
感震ブレーカーの設置に際して
生命の維持に直結するような医療機器を設置している場合、停電に対処できるバッテリー等を備えてください。
夜間照明確保のために、停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備しましょう。
復電する場合には、事前にガス漏れ等がないことの確認や、電気製品の安全確認を行ってください。
仮に、復電後、焦げたような臭いを感じた場合には、直ちにブレーカーを遮断し、再度、安全確認を行い、原因が分からない場合には電気の使用を見合わせることが必要です。
定期的な作動性能確認や、必要に応じて部品等の交換を行いましょう。