四街道の歴史 よもやま話9
更新:2024年4月1日
四街道駅南口から500mほど南に行った和良比の交差点の高台には、堀込城の一部が保存されています。
和良比地区土地区画整理事業に伴い、昭和60年~63年にかけて、発掘調査が行われました。堀込城跡は、台地先端部の堀込地区で調査された戦国時代後期の城跡で、その面積は約1万8千平方メートルになります。
城は土塁と空堀で囲まれ、城外と地続きになっている西側は二重にし、より防御力を高めています。なお、城跡の東側には、小字である「堀込」という地名が残っています。
堀込城全体図
城主については、文献によると、臼井氏一族の当地の在地領主である蕨氏と考えられますが、里見氏や原氏の関与も想定されており、当地が交通の要衝地として機能するとともに、戦国後期の動乱の中で営まれた支城、あるいは館としての性格を有していたようです。
現在の堀込城の様子
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