まちの記憶 #33和良比本村の懐かしい道路と家
更新:2022年5月2日
2004年4月中旬の頃
春の緑が美しい和良比本村。急な大坂を登り切ると、お地蔵さん、八幡(はちまん)様の鳥居が見えて来る。昭和30年代まで、この八幡様の境内に、樹齢500年を超える松の巨木があった。松くい虫にやられ、切り倒されてしまった。
道路沿いの竹の垣根、周囲の木立、トタン張りの農家など、全て姿を消した。跡地に平成の家やアパートが次々と建てられ、往時の面影はない。この図中央の道を手前に進むと、四街道警察署・わろうべの里に至る大きな坂道に出る。
描かれた場所
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まちの記憶について
まちの記憶は、四街道市内のかつての風景と、その場所にまつわるエピソードを添えたコラムです。四街道市に生まれ育ち、その地で70年以上暮らしている画家の福田芳生が、記憶をたどりながら描いた色鉛筆画とテキストで綴ります(絵・文:福田芳生)まちの記憶について