まちの記憶 #67四街道公民館の土手にそびえるムクノキ
更新:2023年5月30日
2005年5月中旬の頃
高い土手に囲まれた四街道公民館の敷地は、かつて陸軍野戦重砲兵第四連隊の将校集会場があった所だ。戦後、公民館が新設された。正門側の土手に沿って左に進むと、愛国学園大学のグラウンド横に出る。
この土手の中央に、深い縦じわが特徴のムクノキが見える。四街道では数少ないが、関西地方に広く分布する。緻密な材質なので、椅子やテーブルなどの家具に使用されるという。左側のY字型の樹木は、シイの大木。広く市民に親しまれている景観。
描かれた場所
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まちの記憶について
まちの記憶は、四街道市内のかつての風景と、その場所にまつわるエピソードを添えたコラムです。四街道市に生まれ育ち、その地で70年以上暮らしている画家の福田芳生が、記憶をたどりながら描いた色鉛筆画とテキストで綴ります。(絵・文:福田芳生)まちの記憶について