まちの記憶 #79四街道市津之守通りのケヤキの大木
更新:2023年11月30日
2001年11月末の頃
画面左のケヤキの大木は見事に紅葉し、落葉が地面を覆っている。このケヤキは、元吉田医院の敷地にあったものだ。最近、家やケヤキは姿を消した。跡地は売りに出され、次々と家が建てられた。青いトタン塀の隣りは、美容院“銀鈴”(ギンレイ)。道路右に、バレー教室や藤川理髪店が見える。現在、理髪店は閉店している。道路の遥か前方に、歩道橋をはっきりと認めることができる。これも間もなく撤去されてしまった。
描かれた場所
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まちの記憶について
まちの記憶は、四街道市内のかつての風景と、その場所にまつわるエピソードを添えたコラムです。四街道市に生まれ育ち、その地で70年以上暮らしている画家の福田芳生が、記憶をたどりながら描いた色鉛筆画とテキストで綴ります。(絵・文:福田芳生)まちの記憶について